不正出血:生理周期

不調いつもの生理の間隔が違うと思ったら…
「今までと生理になるタイミングが違う」「生理と生理の間隔が短い」「いつまでも生理が続く」
このようなことでお悩みではありませんか?
更年期に入り卵巣機能が低下すると、ホルモンバランスの乱れによりこうした生理不順が起こることがあります。
ただ、こうした生理の変化の奥に病気が隠れていることもありますので、異変に気づかれたらお早めに当院へご相談ください。

生理周期が短くなっている(頻発月経)

生理はエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの働きでコントロールされていますが、更年期を迎えるとバランスが崩れて、生理と生理の間隔が短くなる場合があります。
一般的に、正常な生理周期は28日間とされていますが、これが24日以内に短縮されることを「頻発月経」と言います。

生理周期が短くなるだけでなく、生理期間そのものが短くなることもあります。更年期に入り、閉経が近づいた方によくみられます。

生理がダラダラと続いている・不正出血が止まらない(過多月経)

過多月経とは月経量が異常に多い状態のことで、更年期に入るとこうしたことでお悩みになる方が増えます。
ただ、更年期にともなうホルモンバランスの乱れだけでなく、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病気が原因で起こることもありますので、月経量の異常、不正出血などの異変に気づいたらすぐに婦人科に相談するようにしましょう。

女性ホルモンの乱れの可能性

エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンによって生理周期はコントロールされていますが、これらのホルモンバランスが崩れると、月経量が異常に増えたり、不正出血が起こったりすることがあります。

病気が隠れている可能性も…

子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病気になると、月経量が増加することが多く、その結果、重度の貧血を招く恐れがあります。
また生理がいつまでも続くような場合には、子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)の可能性もありますので、放置せずに医師の診断を受けるようにしましょう。

生理の周期が長くなっている(稀発月経)

通常28日間程度とされている生理周期が、39日以上と長く続く状態を「稀発月経」と言います。
生理が2ヶ月に1回程度のペースでしか来なくなり、月経量も減少します。
こうして生理と生理の間隔が開いたり、また元に戻ったりして少しずつ閉経を迎えられる方もおられれば、稀発月経になった後、すぐに閉経を迎えられる方もおられるなど様々です。

生理が短い(過少月経)

一般的に生理2日目が一番出血量が多く、それ以降、出血量は減っていくとされていますが、2日目でもナプキンが必要ないくらい出血量が少ない状態を「過少月経」と言い、さらに2日目で生理が終わってしまう状態を「過短月経」と言います。
主な原因はホルモンバランスの乱れですが、子宮に異常がある場合にも同じような症状が現れますので注意が必要です。

生理が1年以上ないと閉経へ

日本人の女性が閉経を迎える平均年齢は50.5歳とされています。
もちろんこれには個人差があり、40代で閉経を迎える方もおられれば、50代半ばを過ぎても生理がある方もおられます。

ご自身がいつ閉経を迎えるのか、正確に調べる方法はありません。
また、どのような生理の変化を経て閉経に至るかは人それぞれです。
ただ、生理周期の乱れや不正出血などで「そろそろかも?」と感じることができますので、年齢的や生理の変化などから閉経を迎えつつあることをお感じになられたら、そのタイミングで一度当院へお越しになられることをおすすめします。
閉経にともなってお体で色々な不調・症状が起こることが考えられますので、閉経前後も快適な毎日が送れるようにサポートさせて頂きます。

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TEL.078-821-0303